50歳からの日記

過去の出来事、忘備録。

副業で朝刊配達を始めた理由

私が本業とは別に、朝刊配達の副業を始めたきっかけ。

それは長女が高校生になって、ものすごく支出が増えた事。

部活が吹奏楽部だったので、部費や部活中に着るジャージや靴、楽器に付属する消耗品。

土日の部活が当たり前だったので、お昼のコンビニ代や、通学とは別の場所へ行くための交通費。

私服もあれこれこだわりがあって、ユニクロ、GUでも、それなりの出費になる。

 

当時は事情があって夫は当てに出来なかった。

私がなんとかしなくては…

本業の残業はやれるだけやった。

それだけでは心許ないし、余裕は全くない。

 

そんな時、妹から新聞の朝刊配達を始めてから4ヶ月で6キロ痩せたよ、と言われて。

新聞配達?それなら私も出来るかも!

そう思って速攻で妹から話を聞き、地元紙の配達員募集にWebで応募。

面接、採用、初めての配達。

それが43歳の11月だった。

 

配達を続けて7年が経ち、今は50歳。

なんだかんだで辞めずに続けられるのは、土日だけの配達だから。

本業がデスクワークで座りっぱなしなので、早朝に約2時間、車+徒歩でする配達はいい運動にもなっている。

収入は配達数にもよるけれど、だいたい3〜4万円。

夏と冬には賞与も出て、最初は1万円だったのが、千円ずつアップしている。

 

何もせずに節約でやりくりするには限界があったし、動いている方が精神的にも楽だった。

本業とは別なので、バイトだと思うと気分転換にもなった。

 

副業収入のお陰で、長女に掛かる出費にも対応できて、夫に頼らずに自分の力で乗り切れるんだ、という達成感がかなり得られた。

あの時、副業を始めて良かった。

 

何もせずにいたら、ただ苦しいままだったな〜

 

と、今は23歳で会社員になった長女を見ながら思い返している。